タイトル

小児歯科(小さいお子様の治療)は予防・治療・定期健診の3つの柱が大切です。

予防

自分で磨いてからお母さんの仕上げ磨き

歯磨き

甘味コントロール

できるだけ口の中がきれいになっている時間を長くする

特に気をつけたい甘いもの

飲み物(100%果物野菜ジュース スポーツドリンク 乳酸菌飲料など) あめ ガム アイス

参考までに▼むしばにならない甘味料

▼どうしてむし歯になるの?

母子感染

むし歯の原因であるミュータンス菌は生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはまだいません。 ミュータンス菌はかたい組織にしか住めないので、歯のない赤ちゃんの口には見つかりません。 乳歯のはえはじめる生後6ヶ月頃から見つかるようになります。

ではミュータンス菌はいったいどこから赤ちゃんの口の中にやってくるのでしょうか?ミュータンス菌は赤ちゃんと触れ合う機会の多い大人から、食事中のスプーンの共有などによって、だ液を介して移ります。おもにお母さんからの感染が多いため「母子感染」と呼びます。当然、お母さんの口の中のミュータンス菌が多いほど感染しやすくなります。

もっと詳しく知りたい→▼妊娠中のあなたへ

治療

お子さんの状況にあわせて治療していきます。

最初からいきなり治療!ということはいたしません。

「こんにちは^^お名前は?自分で言えるかな?何歳ですか?」そんな普通の会話からまずスタートします。

お子さんを無理に説得せず、いつも通りにお連れください。

定期健診

3ヶ月から半年おき

レントゲン検査

歯磨きチェック

フッ素

はじめての歯科医院

はじめての来院は、子どもばかりでなく大人の方も心配ですね。 まずはお母さんがあまり神経質にならないよう”ちょっとお買い物へ”くらいの お気持ちでお子さんに接して下さい。

「いい子にしてるのよ、おとなしくしてるのよ」「痛くないからね。大丈夫だからね」と 何も知らないお子さんにお母さんがいつもと違う顔つきでお話をすると お子さんはかえって”何かいつもと違うことをされるんだろうか?”と、 心配になってしまうこともあります。

「小さい子どもは泣くのが当たり前」

もちろん泣かずに、にこにこご機嫌で来院するお子さんもたくさんいらっしゃいますが どのお子さんも(大人も) まずは歯科医院に慣れてもらうところから はじめますので安心してお連れください。

当院のスタッフは、小児歯科の勉強を定期的に行っています。 院長はもちろん、スタッフ全員が子どもと関わることが大好きですし 泣いたり暴れたりという治療の難しいお子さんの対応にも慣れています。 そして歯科衛生士全員がママさん衛生士です。 わからないこと、悩んでいることがございましたら、どうぞ遠慮なくお声を掛けてください。

仕上げ磨きについて

歯は4ヶ月くらいからはえてきます。 離乳食をはじめる頃からそろそろ歯磨きもはじめて下さい。 この頃の赤ちゃんは何でもなめてみて確かめる時期なので歯ブラシも持たせてみて下さい。 最初は変な顔をすると思います。まずは歯ブラシの感触に慣れさせましょう。 離乳食が3回食になる頃にはしっかり仕上げ磨きができるようにしましょう。 10ヶ月頃から毎日に習慣にすることが大切です。ご来院頂いた際、歯科衛生士が詳しくお話します。お気軽にお声を掛けて下さい。

キシリトールでムシ歯を楽しくふせごう

キシリトールはムシ歯にならない甘味料の中でも、特にすぐれたムシ歯予防効果があります。 甘いものをすべてひかえるのではなく、甘いけれど、ムシ歯予防の強い味方として使うことで、予防はもっと楽しくなります。 予防歯科を始めましょう。                       

キシリトールは人の体の中でも作られている成分でWHO(世界保険機構)でも安全性は高く評価されています。

キシリトールの二つのすばらしい効果

1、悪玉菌 ムシ歯菌(ミュータンス菌/XsMS)の数が少なくなる。

2、善玉菌 (XRMS)の数が増える。

                  
その結果

(1)歯に汚れがつきにくい、歯みがきで落としやすくなる。

  

(2)歯の表面に穴があきにくくなる。

             

(3)キシリトールの甘さで唾液がたくさん出る→初期のムシ歯なら治ることもある。(フィンランド/テゥルク大学.ユリビエスカ研究)より 

                                         

キシリトールの注意点

1、表示をよく見て、出来るだけキシリトールの多いもの(90~100%)のものを選んで下さい。

2、食後 おやつの後に摂ると効果的です。

        

3、きちんとした歯みがきと規則正しい食生活を実行したうえでキシリトールを使いましょう。

4、一度にたくさん食べるとお腹がゆるくなることがあります。

▲ページトップに戻る