子どもの歯科治療は、予防・治療・定期検査の3本の柱で 予防 歯磨き 自分で磨いてからお母さんの仕上げ磨き (このページの下の方に詳しく 母子感染(このページの下の方に詳しく!) 甘味コントロール ・できるだけ口の中がきれいになっている時間を長くする ・特に気をつけたい甘いもの 飲み物(100%果物野菜ジュース スポーツドリンク 乳酸菌飲料など) あめ ガム アイス 参考までに▼むしばにならない甘味料 ▼どうしてむし歯になるの? 治療 お子さんの状況にあわせて治療していきます。 最初からいきなり治療!ということはいたしません。 「こんにちは^^お名前は?自分で言えるかな?何歳ですか?」そんな普通の会話からまずスタートします。 お子さんを無理に説得せず、いつも通りにお連れください。 定期健診 3ヶ月から半年おき レントゲン検査 歯磨きチェック フッ素 |
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はじめて歯科医院に行くのですが、大丈夫でしょうか? はじめての来院は、子どもばかりでなく大人の方も心配ですね。 |
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キシリトールでムシ歯を楽しくふせごう キシリトールはムシ歯にならない甘味料の中でも、特にすぐれたムシ歯予防効果があります。 甘いものをすべてひかえるのではなく、甘いけれど、ムシ歯予防の強い味方として使うことで、予防はもっと楽しくなります。 予防歯科を始めましょう。 キシリトールは人の体の中でも作られている成分でWHO(世界保険機構)でも安全性は高く評価されています。 キシリトールの二つのすばらしい効果 1、悪玉菌 ムシ歯菌(ミュータンス菌/XsMS)の数が少なくなる。 2、善玉菌 (XRMS)の数が増える。 その結果 1、歯に汚れがつきにくい、歯みがきで落としやすくなる 2、歯の表面に穴があきにくくなる 3、キシリトールの甘さで唾液がたくさん出る→初期のムシ歯なら治ることもある。 (フィンランド/テゥルク大学.ユリビエスカ研究) キシリトールの注意点 1、表示をよく見て出来るだけキシリトールの多いもの(90〜100%)を選んで下さい。 2、食後 おやつの後に摂ると効果的です。 3、きちんとした歯みがきと規則正しい食生活の上でキシリトールを使いましょう。 4、一度にたくさん食べるとお腹がゆるくなることがあります。 妊娠中のあなたへつわりとお口の中への影響 つわりには、吐きつわり、妊娠悪阻、食べつわり、眠りつわりなどがありますが、お口の中への影響があるのは、吐きつわり、食べつわりです。 吐きつわりがひどい時期(妊娠6〜9週)の工夫 歯磨き粉を使わない 小さい歯ブラシに替えてみる 上下とも奥歯の中側は嘔吐反射がでやすいので注意する 体調の良い、磨けるときに磨く お風呂に入りながら、テレビを見ながらなどリラックスしているときに「ながら磨き」をする うがいを頻繁にしてお口の中を清潔にする。(胃酸による歯への影響を防ぐ) うがい薬を使うのも効果的 食べつわりの場合 砂糖の少ないものを食べる キシリトールガムをかむ 食後に必ず歯磨きをする できるだけていねいに磨く かむ回数を多くする→唾液もよく出て細菌を洗い流す効果 食事の工夫→食物繊維の多い野菜を大きめに切る。 するめ、ごまなどのかみごたえのある食品を。むし歯をつくらない甘味料(キシリトールなど)を使い、甘味嗜好を満足させつつ、むし歯予防。 体重増加予防のためにもキシリトールは効果的
歯科での小さいレントゲンの撮影はほとんど胎児への影響はないといわれていますが、当院では安全性を考慮して、妊娠中のレントゲン撮影はいたしません。 妊娠中&授乳中はお薬は使わない方が良いのですが、治療上必要な場合は慎重に使用しましょう。 歯の治療は妊娠5〜7ヶ月頃に行うのが理想的です。 通常の歯科治療で使う麻酔は問題ありませんが、当院では原則的に妊娠中&授乳中の麻酔は使いません。ただし痛みを最小限にするために麻酔を使用する方が良いこともあります。 治療の際は毎回症状を伺いますが、何か心配事がある場合はその都度、院長またはスタッフに遠慮なくご相談下さい。
むし歯菌 むし歯の原因であるミュータンス菌は生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはまだいません。ミュータンス菌はかたい組織にしか住めないので、歯のない赤ちゃんの口には見つかりません。乳歯のはえはじめる生後6ヶ月頃から見つかるようになります。母から子へ ではミュータンス菌はいったいどこから赤ちゃんの口の中にやってくるのでしょうか?ミュータンス菌は赤ちゃんと触れ合う機会の多い大人から、食事中のスプーンの共有などによって、だ液を介して移ります。おもにお母さんからの感染が多いため「母子感染」と呼びます。当然、お母さんの口の中のミュータンス菌が多いほど感染しやすくなります。 生後19ヶ月から31ヶ月がもっとも危険な時期 特に感染の危険が高まるのが乳臼歯がはえてくる生後19ヶ月から31ヶ月(1歳7ヶ月から2歳7ヶ月)です。この時期を「感染の窓」と呼びもっとも注意が必要といわれています。 ミュータンス菌の感染が起こるのは乳幼児期がほとんどです。この時期にしっかり感染予防ができれば、その後はずっとミュータンス菌に感染しにくくなります。 感染の時期が遅ければ遅いほどむし歯の本数は少なくなるということです。 そのために まず、お母さんの口の中をきれいにしておくこと(むし歯を治す、歯磨きをする)が基本です。 そして、口移しをできるだけ避けることが大切です。 お母さんがキシリトールを食べることも有効な予防法のひとつです。フィンランドのテゥルク大学の研究により、キシリトールの効果は明らかになっています。 *子どもの歯のむし歯予防は出産前の胎児期(妊娠中)「マイナスゼロ期」からはじまっています。妊娠中から意識をもってスタートするのが理想的です。
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