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長野県東御市の歯科クリニック。くるみ歯科クリニックです。

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気になるお口のにおい(口臭)


気になるお口のにおい(口臭)について
お口のにおいは困りもの
自分のにおいを自分でチェックするのはとても難しい。
口と鼻は奥の方でつながっていて、鼻はにおいに慣れやすいので、口のにおいにも慣れてしまい、気づきにくいのです。
その一方で、他人のお口のにおいはとても気になります。


口臭の原因
口臭のいちばんの原因は「歯に残った歯垢(しこう)」です。 歯と歯肉の境目や、歯と歯の間がきちんと磨けていないと、残った歯垢が口臭となります。
においのきつい食べ物、たとえば「にんにく、ネギ」などは食べた直後だけでなく翌日も口臭が強くなります。
「タバコ、アルコール」も大きな原因となります。
「歯周病で出血や腫れがある」場合も、血液や膿みの臭いが口臭となります。
病的口臭は口の中に原因がある事が多いですが、内臓疾患や慢性鼻炎、蓄膿症などが原因の場合もあり、病気によってにおいが異なります。
歯医者さんに行って治療をしても口臭が消えない、また口の中以外に原因があると言われたら、専門医で治療することも必要です。
生理的な口臭(病気ではない口臭)
口臭は朝起きた時がいちばん強いといわれています。
起床時の口臭は歯磨きや朝食をとることで予防・改善することができます。
規則正しい食生活、健康的な生活習慣を実行することで、唾液の分泌能力が向上し口の中の機能が改善します。
空腹時のにおい対策としてはコップ一杯程度の水をとることが有効です。お茶やコーヒーなどはかえって唾液を抑制してしまいます。
緊張・ストレスになった時は一瞬で口が乾燥します。また、ネバネバとした唾液になり口臭が発生します。
緊張をほぐしリラックスすることで改善できます。例えば、首をゆっくり回す、軽い屈伸運動、ゆっくりと水を飲む、息を鼻から大きく吸い、ゆっくりと口から吐くなどが有効です。
唾液は、口臭予防・改善にとても重要な働きをします。唾液には殺菌力があり、その殺菌力によって雑菌の繁殖が抑えられています。
唾液の分泌能力が落ちると口の中の自浄作用が低下し口臭が発生しやすくなります。
口臭は年齢とも関係していて、年をとると新陳代謝が衰えて、唾液の分泌量が減少します。加齢とともに口臭が発生しやすくなります。
舌苔(ぜったい)
口臭と関係が深いのは舌です。舌を見ればある程度その人の健康状態がわかると言われるほどです。顔色と同じくらい体調や精神状態を表します。
綺麗なピンク色で健康な状態だと、舌が原因の口臭は心配ないと言えるでしょう。
口臭が気になる方は一度舌の状態をチェックし、舌の掃除を毎日の習慣にしてみましょう。

歯の汚れ=歯垢と同様に舌にも汚れがつきます。舌の表面についた白っぽい汚れを舌苔(ぜったい)といいます。
舌苔は口の中ではがれ落ちた頬の粘膜や血液成分、食べかすからできていて舌の中央奥のくぼんだ部分にたまりやすくなっています。
上の写真は黄色い丸の部分に舌苔がついています。
舌苔(ぜったい)と口臭
舌の表面はでこぼこしていて、細菌が住みやすい環境です。さらに舌の上には細菌のえさとなる食べかすや、はがれ落ちが粘膜などの汚れがあります。
口の中の細菌がこれらのえさを食べて腐らせ、においのもとなるガスを発生させます。
お口のにおいの原因となる物質はたくさんありますが主なものは卵の腐ったにおいのする硫化水素や野菜の腐ったにおいのするメチルメルカプタンといった硫黄化合物です。
これらが複雑に混ざって口臭になります。
歯みがきと一緒に舌をチェックして舌苔もお掃除しましょう。

舌ブラシの使い方
舌ブラシは歯に優しい構造になっていますが基本的に1日1回以上は使用しないでください。舌ブラシの使い過ぎは舌の細胞などを傷つけてしまいます。
また、力は入れず軽く舌をなぞる程度にしてください。

@ 舌をできるだけ前に突き出します。
A ブラシを軽く持ち、鏡を見ながら舌の表面に当てます。
※この時あまり奥までブラシを入れると気持ち悪くなってしまうので注意してください。
B 軽い力でゆっくりと前に引き出すようにして数回ブラッシングしてください。
C 使用後は、ブラシをキレイに洗浄にして風通しの良いところに保管してください。

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